バカラでベットするときには、基本的にプレイヤー、バンカー、タイの3つです。
※サイドベットのペアは除く。
では、それぞれの確率というのはどれくらいのか?カジノの控除率(儲け)はどれくらいか?解説していきます。
バカラでプレイヤーとバンカーとタイの確率
プレイヤー、バンカー、タイがそれぞれ来る確率というのは
- プレイヤー:約44.6%
- バンカー:約45.8%
- タイ:約9.6%
上記のようになっており、プレイヤーとバンカーに関してはぶっちゃけ大きな差がないと感じますよね?
計算すると約1.2%しか差がない=100回やったら1~2回バンカーのほうが勝つ確率が高いってだけです。
100回ではたったの1~2回なんですが、カジノは24時間オープンしてるので年間を通せば何千万回という回数をこなします。
仮に1億という回数をこなした場合には、100万回~200万回バンカーが計算上勝ち越すってことですね。
バカラの控除率
では次は、バカラをプレイしたときのカジノ側の控除率(ハウスエッジ)を見てみましょう。
控除率とは、カジノの利益になる割合の数字を言います。
オンラインカジノのライブバカラでは、通常8デッキで行われますので8デッキでの計算です。
- プレイヤー:1.24%
- バンカー:1.06%
- タイ:14.36%
プレイヤーに賭けた場合は1.24%なので、例えば100ドルを賭けた場合は1.24ドルがカジノの儲けになる計算です。
バンカーに賭けた場合は1.06%なので、例えば100ドルを賭けた場合は1.06ドルがカジノの儲けになる計算です。
しかし、バンカーに賭けて当たったら5%のコミッションが差し引かれますので、バンカーに賭けつづけるというのはいかに不利な戦いなのか分かると思います。
バンカーの勝率がプレイヤーよりも高いと言われていても、プレイヤーにしか賭けないというギャンブラーはそういった考えで勝負する人もいます。
タイに賭けるのは一番損をする
バカラで勝負するときに「タイには賭けるな」と耳にしたことありませんか?
僕もタイには賭けることはないのですが、もちろん理由があるのです。
タイになる確率は約9.6%です。つまり10回か11回に1回当たるかどうかっていう低い確率ですね。
しかしカジノの控除率というのは14.36%もあるわけです。
例えば100ドルベットを10回タイに賭けた場合(合計1,000ドル)は、控除率14.36%なので143.6ドル負ける計算です。(カジノは儲け)
プレイヤーに同じく100ドルを10回で合計1,000ドル賭けた場合は、控除率が1.24%なので12.4ドル負けるという計算です。
同じベット額にも関わらず確率上大きく負けると分かれば、いかにタイに賭けるのが損する結果を招くのかよく理解できるかと思います。
プレイヤーとバンカーに賭けた場合にタイだったとしても賭け金が戻るのに対し、タイはタイ以外だった場合に賭け金が没収されるという点が控除率を下げる要因と言えますね。